真亜子と印刷所を経()営する夫・道雄の夫婦仲は冷え切っ()ていた。真亜子は小説家・誠の自宅へ行っては不倫()を繰り返す。誠か()ら離婚するよう()言われるが()、道雄が慰謝料すら払えない懐具合を考えると二の足を踏んでし()まう。そして真亜子は、道雄を殺して保険金を手にするという恐ろしい提案を持ちかけた。ミステリー作家の誠なら容易いだろう()との目論見だった。さっそく来週の金曜日に実行されることになった。
印刷所にある事務所の中で、パート従業員の桃子が道雄に跪き口で奉仕していた。シングルマザーの桃子は、夜にはホステス、()そして道雄に奉仕しては小遣いを貰って子供を養っている。
そし()て金曜日()。真亜子は高校の同窓会で自宅を留守にしていた()。事務所では道雄と桃()子が交わっていた。夜の仕事のために桃子()が出ていくと、裸のままぐったりしている道雄に工具()が振り下ろされた。桃子が勤務先のスナッ()クに着くと、真亜子が同窓生たちと盛り上が()ってい()た。桃子は緊張を隠せなか()った。
()道雄が目を覚ますと()、両手両足はロープで()縛られていた。もがく道雄を見下ろしていたのは、黒()ずくめの美()沙だった。美沙()は手にしたハサミで道雄のパンツを裁断し、彼の逸物を無理やり勃たせ、馬乗りになって挿入した()…
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